読変日記 -DocHEN Diary-

作曲家・プロデューサー細井聡司の日記やら駄文やら。

体験版は販促になるか

2009 年 2 月 15 日

嫁から貰ったXBox360には最初から「エースコンバット6と」「ビューティフル塊魂」が付いていて、2つとも結構遊べます。それ以外に買ったゲームは「TEST DRIVE UNLIMITED」と「プロジェクトゴッサムレーシング3」の2本。前者はプラチナコレクションで2,800円。後者は中古で980円でした。
あとはネットに繋いでひたすらゲームの体験版を落としては遊んでいます。なんてリーズナブルなんでしょう。その分ハンドルや無線LANユニットとか周辺機器に金かかってますが。

さてそのゲームの体験版ですが、実はプロモーションとしてはあまり効果がないのではないかと言われておりますが、ぼくもそれは強く思います。体験版やったら、本編買おうと思わないもの(笑)
 これまでにプレイした体験版は「バイオハザード5」「バトルフィールド バッドカンパニー」「TOMB RAIDER: UNDERWORLD」「RACE DRIVER GRID」「バーンアウト パラダイス」などなど…。
さすがにどれもすごく奇麗なグラフィックにサウンドで感動しますが、ゲームとして考えると普通かそれ以下程度。Wiiの革新的で直感的な操作を覚えてしまうと、いくら絵が奇麗でも古くさく感じでしまいます。特にFPSという一人称視点のアクションゲームでは顕著に思います。

「バトルフィールド」は戦争もののゲームで、絵もさることながら音のリアルさが凄くて、少し離れたところにいる人の声や銃声の響き方や、すぐ近くで手榴弾が破裂したときの耳が一瞬聞こえ辛くなる感じなどはそんな経験ないけどうわーこんな感じになるんだろうなぁと恐ろしいほどのリアリティでもって迫ってきます。圧倒的な臨場感に恐怖すら覚えますが、でもWiiのFPS「メトロイドプライム3コラプション」のあの直感的な操作によるゲームへの没入感、一体感には負ける。

「TOMB RAIDER」も、緻密に描かれた背景描写やリアルな波のうねりにうっとりするくらいですが、リアリティがありすぎてゲームとしての見せ方、マップ構成があまり練られていない。どこに向かって何をしていいのかさっぱりわからず、やる気がそがれる。そして主人公の動きが直線的で不自然で、ゲームとして重要な「操作していて楽しい感覚」に欠ける(写真は「RACE DRIVER GLID」のプレイ画面。現実と見紛う奇麗さ。挙動や車の壊れっぷりがリアル!)。

RACE DRIVER GRID 1RACE DRIVER GRID 2RACE DRIVER GRID 3RACE DRIVER GRID 4

「バイオ5」に関しては、よく出来てると思うんですが、絵がリアル過ぎてゾンビを殺すのがなんか生理的に受け付けなくて、ちょっと個人的にはパスって感じ。前作はめちゃめちゃ好きでやり込んだんだけどなぁ。

絵が奇麗なことがゲームの面白さに直結すると思っているレースもののジャンルは、ハンドルコントローラーを持っていることもあって楽しめた方だけど、どれも体験版だけでお腹いっぱいで、買ってまでやり込もうとは思いませんでした。

そう。体験版をやってみて「全然面白くなかった」っていうのは実はあまりないんです。そうではなくて、体験版でそこそこ遊べて、もう満足、お腹一杯になってしまう。これが一番問題なんだと思います。

XBox360やPlayStation3のようなグラフィック性能の高いゲーム機の場合、遊ばせるよりスクリーンショットやムービーをいっぱい見せた方が絶対いいんです。「TOMB RAIDER」とかも、体験版やらなかったら買ってたと思うもん。
逆に画面写真では面白さが伝わりにくいWiiのゲームはプレイさせる方がいいけど、それも体験版という形ではなく、店頭の試遊台で遊ばせるくらいが丁度いい(ちなみに「Wii Sports」は雑誌の記事読んでも全然欲しくならなかったけど遊んでみて即購入を決めた)。
金出して買ってしまえば、楽しもうという能動的でポジティブな感覚になるから、少々不満があったとしても、値段分は元を取ろうとしっかり遊びます。でも体験版やってもういいかなーと思ったらもう絶対に買いません。

消費者の立場で言うと、タダでいっぱいゲーム出来てラッキーてな感じですが、メーカーとしたらメリットはあんまりないでしょう。体験版なんかやめてムービーだけにした方がいいと思いますよ。

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カテゴリー: ゲーム・PC・モバイル |

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