
ProsceniumPerformerDay vol.2
シアターカフェ&ダイニング「プロセニアム」とボーカリスト/声優・Ritaが主催する入場無料、投げ銭制というイベントの第2回が早くも開催決定! 今回も、ボーカル/キーボード細井聡司、ギター鷹股慎、パーカッション阿嘉…
シアターカフェ&ダイニング「プロセニアム」とボーカリスト/声優・Ritaが主催する入場無料、投げ銭制というイベントの第2回が早くも開催決定! 今回も、ボーカル/キーボード細井聡司、ギター鷹股慎、パーカッション阿嘉…
中原涼さんは、オーディションで出会ってから長いお付き合いになります。彼女の代表曲としてだけでなく細井の代表曲としても「ランピン’」を挙げてもらえるのはとても幸せなこと。手掛けた曲もたくさんあってどれをライブでやろうか悩みに悩みました。「Squall」はもっと評価されていい(笑)
片霧烈火さんは、彼女のオリジナル作品で書かせてもらう変態曲以外では「好き」という曲が好きで、自分でも歌ったりライブで別の歌手にカバーしてもらったり、披露する機会が多い曲です。リミックスも2種類作ったくらいお気に入り。今回はその曲に加えて期間限定で公開したあの幻の曲を歌ってもらおうかなと企んでおります。
霜月はるかさんと細井の作品といえば「Silent Flame」がダントツで有名だけど、ここ最近ご一緒した曲も好きなのが多いのです。これバンドでやったら面白そうって曲候補に挙げてます。個人的に大好きな曲も今回セトリに入れさせてもらいました。あと、この出演順だと、アレに期待せざるを得ないよね…(^^;
セットリストに入るからには全部思いの強い曲ばかりなんですが、編曲のみで参加したみとせのりこさんの「crochet」なんて、「Rains」とセットで聞くと涙腺ちょちょ切れるくらい好き。今回みとせさんには古い曲をカバーして歌ってもらいますが、かなり見物ですよ。
榊原ゆいさんとお仕事したのはアレだけですので、もう何やるかバレバレですが、どうしても今回ご一緒したくてオファーしました。「core」が好きって言ってくれたのが嬉しい。ぼくもこの曲は大のお気に入りで、客席に行って聞きたいくらいです。今回は第二部のみのご出演ですが、これを機会に仲良くなりたい(笑)
石田燿子さんの歌声は本当に大好き。「三国恋戦記」の曲はOP「キセキノページ」ももちろんなんだけど、ED「永遠の歌声、明日咲く花。」も、自分で書いた歌詞も含めとても好きな曲です。ゲームを最後までプレイしてこの曲かかったら泣きますぜ。この日しか聞けないカバー曲も相当鳥肌物です。
YURIAさんとは最も付き合いが古く、公私共に仲良くさせてもらってます。ウィスパーボイスのYURIAさんが聞けるのは(ほぼ)Y-p-Hだけ!「Happy Tea Time」は我ながら名曲です。生バンドによるY-p-Hは想像以上に盛り上がりますよ!幻のアルバムもついに完成したのでぜひライブ会場で手に取って頂きたい!年越し聴き変ばりのゆる〜いトークにも期待せよ!
今回第一部のみにシークレットゲストとして登場するbambooさん(すでにシークレットではない)。彼とはお互い作る音楽のジャンルも全然違うのに、なぜか昔から高く評価してくれていまる。正月に突然電話かかってきて車で連れ出され、変な人達と常磐ハワイアンセンターに行ったのはいい思い出ですが、なぜ会って間もない時期に呼ぼうと思ったのか、トークパートでじっくり聞きたい。
忘れてはいけないのがぼくの歌曲の原点でもあるユニットEnergy filed。サプライズでkalaさん呼びたかったけど、残念ながら引退されていて叶いませんでした。でもぼくの25年間を振り返る上で外すわけにいかないので、何人かにEnergy fieldの曲をカバーしてもらうことにしました。古いファンも、知らないというファンも、この日にだけ新しく生まれ変わるEnergy fieldを堪能してください!
今回ライブに出て頂く7人以外にもたくさんの方とお仕事させて頂いており、皆さん思い出深い、大切な大切なお仕事仲間であります。全員に出て欲しいけど、とても1日じゃ終わらないし腎臓2個とも売らないと運営できなくなってしまうので、断腸の思いでこの7人を選ばせて頂きました。ライブは今後も増やしていきたいので、また全然違うラインアップでお届けできればと思っています!
この度は25周年おめでとうございます。益々のご活躍を願っております。
またEnegy fieldのファンの皆様よりイベント出演のご希望を頂いたそうですが参加が出来ず申し訳ありません。
私事ですがkalaでの音楽活動を2016年秋で終了させて頂きました。
今でもEnegy fieldの楽曲を聴いて下さっている皆様には大変感謝しております。
これからも皆様の心の何処かに残るような楽曲であり続けられたら幸いです。
kala
インタビュアー: 阿嘉 彩
-25周年を迎えて、今どんな想いですか?
これまで谷あり溝ありの人生を送ってきたわけですが(笑)やっぱり大事なのは人との縁なのかなと今になって思います。
ホントに古くから…15、6年のお付き合いの人もいますし、新しく、今回の25周年イベントで一緒に演奏するメンバーのように優秀なプレイヤーとのご縁があったりして、いつも人に生かされているという感じがします。
-25周年を迎えての意気込みを教えてください。
ただ単に、過去を振り返るだけにはしたくないとは思っています。この時点で振り返っちゃったら終わりだと思うんですよ。25周年というのは通過点。
現時点の自分が表現できるものを、聴いてくれるみなさんに楽しんでいただきたいと思います。この25年が終わったら次の25年がまた始まるわけです。一歩一歩進んでいって、立ち止まることなく、振り返ることもなく、次の新しい一歩が踏み出せればいいかなと。
-細井さんの「表現」とは何ですか?
「個性の融合」です。例えば、音楽に対する取り組み方というか、ボーカルさんと仕事をするとき、音楽を作っている身としては、楽曲に対して自分の個性を全面に押し出したいという気持ちもあります。でも、何より主役は歌手の方々なので、その人の声がどうすれば一番魅力的に映えるか、その人の魅力を引き出すことができるかということを考えていたんだなという自負はあります。その上で、その中で自分の個性っていうものを足していって、それぞれの個性を融合しながらより良いものを作っていきたいと常に思っています。
それは、ボーカルさんだけではなく、演奏家のみなさんもそう。だから、指示した通りだけをやられるだけってつまらないんですよ。その人の個性ってあるじゃないですか。こういう表現をするっていう。それをぶつけてもらった時に、「そういうやり口があったのか!」と新鮮に感じて、それを活かそうって融合していくのが今一番楽しくて…。
-昔は違ったんでしょうか?
20代の頃ってそういう余裕がなかったんですよ。とにかく完璧主義で、1から10まで自分でやらないと気が済まなくて、ちょっとでも違うことをされると「あ、それは違う。僕の曲じゃないから」って言って拒否していたんです。
今は、幹(自分の作品)がしっかりしているから、いくら枝葉(演奏者の個性)を伸ばしてもが傾かないということがわかりました。自分のアイデンティティの持ち方が年を重ねて変わってきたかなと思います。遊びがどんどん増えてきたから、いろんな人の感性を取り入れて、みんなでより良いものを作っていこうという感覚になることができた。これは、20代では味わえなかったことです。
-細井さんの「個性」は何でしょう?
長所でも短所、いわばコンプレックスでもあるのですが、音楽的な専門教育を受けていないし、楽器の演奏ができない、ということに負い目を感じていたんです。だから、その負い目をいかに覆していくか、もがいてきたところがあります。
それに、僕は歌ものを作るスキルがないと感じています。元々は劇伴、映像のBGMとかの音楽を作るのをメインにしていたんで、歌ものを作るときのやり方が未だによくわかっていない。だから、インスト曲(ボーカルの入っていない楽器のみの曲)を作る方法論で歌ものに転化しているところがあって、その辺のフワフワした歪みみたいなものが個性になっているのかなって気づいたんです。
だから、歌ものをわかっていないこと自体が自分のカラーになっているのかなと思います。個性って割り切れるようになるまでは、大変な年月が流れましたけど(笑)。
-その個性を魅力だと感じられるようになったきっかけは何でしたか?
年齢ですね。この歳になると全部割り切れる。何をやっても、もう自分は自分なんだと吹っ切れたところはあります。以前、自分の個性を出すのにもがいていた時期があったんです。「個性ってなんだろう」って気づけなくて。
でも、「結局何を作っても細井さんの曲だよね」って言われたことがあって、「そうんなんだ」って…。僕の中で大きな励みになりました。
自分の中では、すごく弱気になってクライアントさんの言いなりになって作った作品がありました。俺っぽくないよねと思いながらも、ある人に聴いてもらったんですけど、「いや、どう聞いても細井さんの曲ですよ」と言ってもらって、「あぁ、何をやっても出るんだな」と。個性って、無理矢理ひねり出すものでもないんだなって気づきました。
若い時って、自分がまだ確立していないんで、どうやって個性を出すか悩むじゃないですか。でも、悩んでいる時点で自分じゃない。それに気づけるのに10年、15年かかると思うんですよ。そこは達観できないですよね。若い時は。やっとこの歳で全部俺なんだなと思えるようになりました。
-これからの25年はどうしていきたいですか?
僕の個性は新しいチャレンジをすることだと思っているので、とにかく今までのイメージを踏み壊していきたいですね。
-これからは、また新しい細井さんに出会えるのですね!最後に一言お願いします。
はい。そんなわけで、5月27日の25周年ライブを楽しみに聴きに来ていただけたらと思います。
-ありがとうございました。
第一部の見どころはなんといってもこの豪華メンツのお話がじっくり聞けること。細井とお仕事するようになったきっかけや当時の裏話、歌や作詞に対するそれぞれの向き合い方や取り組み方、レコーディングの進め方や練習方法の違いなんかも掘り下げていこうと思います。
第二部で披露予定の曲はもちろん、セットリストから漏れた曲についてもその印象やエピソード、詞、歌唱のこだわりのポイントを伺っていきます。もちろん歌だけでなく、作曲者の視点からのそれぞれのボーカリストに対するメロディの組み立て方、レコーディング時のディレクションの仕方・録り方の違いなんかもマニアックに語らう予定です。
ボーカリストがここまで手の内を見せながら歌や音楽について語ってくれる機会はそうそうないと思うので超必見の内容になると思います。SNS拡散厳禁のヤバイ話も飛び出すかも!ご期待あれ!
第二部はこのメンツでほとんどの曲が生バンドで、30曲越えという超ボリュームとあればもう面白くなるに決まっています。細井が関わった楽曲縛り(細井が作曲または編曲したもの)ということでもしかしたら「彼女の定番のアレがないじゃないか!」とのお怒りやあまり聞き馴染みのない曲もあるかもしれませんが、最新の曲から激レアな懐かしい曲、普段は歌わないカバー曲と、このライブでしか味わえない楽しみ方が出来ると思います。
ゲストミュージシャンの竹内純さんとWACHAさんにも注目。とくに細井の初期歌曲から参加し細井楽曲のイメージ付けに多大なる貢献をして頂いた竹内純さんのパワフルなバイオリンは必聴!今回は原曲にバイオリンの入っていないいくつかの曲にも参加頂く予定です。リクエストも多かったあの曲が更に生のバイオリンを加えてパワーアップします。これはもう観に来るしかない!
2002年よりピアノ弾き語りのスタイルで活動開始。
2003年、ゲーム業界で活躍するプロデューサー・作曲家の細井聡司氏のオリジナルアルバム、「ヤジルシ、メジルシ。」にボーカル、作詞で参加。事実上のデビューを果たす。
その後、ゲーム・アニメなどを含む幅広いジャンルで作品を発表する他、メジャーレーベルの歌手に詞の提供をするなど、活動の幅を広げていく。現在もボーカリスト・作詞家として、聞く人間を魅了する独特な歌声と幅広いキーや歌唱力を生かし、ジャンルを問わず活躍中。
『表現に相応しき己で在れ』のスタンスで、数々のアニメ・ゲーム・ コンピレーション作品等に参加するヴォーカリスト。そのスタイルはポップス・ロック・バラード・ジャズ・電波系などジャンルを一切問わない。
活動スタイルも幅広く、作詞・作曲等の音楽制作のみに留まらず、企画構成・グラフィックデザイン・イベント運営・ショップデザイン全般等も手がけ、歌手業に限らず幅広い活動を行っている。
独自ブランド「CLOSED/UNDERGROUND」にて日々人生の脇道を独走中の、にゃんことねずみ大好きクリエイター。
■経歴・代表作
【TVアニメ作品】
【アーケード音楽ゲーム】
【コンシューマーゲーム】
【美少女ゲーム】
【その他】
水晶硝子の唄声と評される澄んだソプラノを持ち、母国語の抒情的性高い歌詞を大切にするヴォーカリスト・作詞家。
1993年、井上俊彦とのユニットkircheで音楽活動を開始。現在はソロでの活動を中心に、アルバム制作やライヴ活動などを積極的に行っている。
代表作にPS2用ゲームソフト「クロノ・クロス」ED、「アルトネリコ」「サージュコンチェルト」シリーズ。
ボーカリストとして数々のCDをリリースし、TVアニメやゲームのテーマ曲等の歌唱楽曲数はソロ名義の他、各種グループ名義(HoneyBee/すいーつたんけんたい/道頓堀ダイバーズ/Y-p-H/…etc)も合わせると 数え切れない程。
ギタリストやベーシストとしても、様々なレコーディングやライブ等に参加。
近年はPINKY DOODLE POODLEで精力的に海外にて活動中。
2016年夏には3枚目となるworld wideアルバムの発売と、全米ツアーを敢行した。
1990 年アニメシンガーコンテストにてグランプリを受賞。 1993 年 3 月『美少女戦士セーラームーンR』のエンディング テーマ『乙女のポリシー』でデビュー。以後も様々なアニメや ゲームの主題歌を歌唱、作詞を担当する。
2003 年に発売された1st アルバム『sweets』がアメリカで
リリースされ全米デビューを果たす。
2005 年~ 2006 年にはアメリカ西海岸、東海岸を13か所まわるアニメフュージョンツアー(AFT)を成功させ、
2008 年にはベストアルバム『SingleCollection』が韓国でリリース。これまでにアメリカ、スペイン、ブラジル、フランス、 メキシコ、韓国、中国、香港、台湾、タイ、コスタリカ、ポルトガル、ペルー、チリなどでもコンサートを行い、世界の架け橋 となるアニソンシンガーとして活躍中。
2008 年 TV アニメ「ストライクウィッチーズ」のオープニング主題歌『STRIKE WITCHES ~わたしにできること~』が 大ヒット以後、TV アニメ「ストライクウィッチーズ 2」主題歌『STRIKE WITCHES2 ~笑顔の魔法~』、2012 年本人初となる 劇場主題歌「ストライクウィッチーズ劇場版」主題歌『約束の空へ ~私のいた場所~』を担当。今現在も進行している
「ストライクウィッチーズ」の主題歌すべてを担当し「ストライクウィッチーズ」ワールドを展開中。
2013 年デビュー 20 周年を迎え、20 周年記念ベストアルバム発売し、大阪、東京とプレミアムライブツアー開催!
2014 年~ 2015 年にかけても「SHIROBAKO」や「FAIRY TAIL」など人気アニメ主題歌を立て続けて担当し、幅広い 年齢層のアニメファン、ゲームファンから熱い支持を受け続けている。“エンジェルボイス” と称された歌声で国内に留まらず ワールドワイドに活動している。
10月13日生まれ。LOVE×TRAX所属。
TVアニメやゲームの主題歌を多数担当し、自らも作詞作曲を手がけるシンガーソングライター。
代表曲は『片翼のイカロス』『にゃんだふる!』『聖剣なんていらない』等他多数。
声優としてもTVアニメ『星刻の竜騎士』ナヴィー役や『はぴねす!』神坂春姫役を担当。
他にも『スーパーロボット大戦シリーズ』レオナ・ガーシュタイン役、『CHAOS;HEAD』岸本あやせ役、『H2O』八雲はまじ役など幅広い役柄もこなす。
振り付けやダンサー、ラジオのパーソナリティーなど、マルチな活動を展開し続けている。
榊原ゆい 10thアルバム『Lofty rose』も絶賛発売中!
宮城県生まれ東京育ちの、シンガーソングライター。学生時代の8年間の合唱経験を経て、2001年頃から趣味で作曲・歌活動を開始。コミックマーケット・M3等をフィールドとする同人音楽の黎明期より、CD数十枚の手売りからスタートし、ファンタジックな物語や世界を音楽で表現する“オリジナルファンタジーボーカルアルバム”をはじめとした独自の幻想音楽で、地道に固定ファンを獲得。その活動が注目されると共にボーカリストとしてゲームやアニメの楽曲の歌唱依頼を受けるようになり、2005年にメジャーデビュー。
その後も様々なゲーム・アニメ作品の主題歌を担当し、歌唱した楽曲は2016年現在、600曲を超える。代表作にゲーム「アトリエ」「アルトネリコ」「サージュ・コンチェルト」シリーズ、ブランドInnocent Grey作品、「逆転裁判6」「beatmania IIDX」「太鼓の達人」内楽曲等。また、自身の作曲楽曲も100曲を数え、2012年には楽曲提供活動も開始。TVアニメ「薄桜鬼 黎明録」ED「花のあとさき」(歌:mao)の作曲を担当、2016年にはオトメイトから発売の女性向けゲーム「猛獣たちとお姫様」でBGM制作も含めゲームのサウンドプロデュースを担当するなど、メロディーメーカーとしての評価も高い。作曲を中心に作詞や編曲等、クリエイターとしての活動も精力的に行っている。
作家・日山尚と共に企画制作ブランド”CRAFTSCAPE”にて音を中心としたコンテンツの企画・プロデュース等も行う他、ファンタジーアルバムを起点とするコミカライズ・ノベライズ・ボイスドラマ化などメディアミックス展開にも原作者等として関わる。ユニット”canoue”、”kukui”での活動の他、”Sound Horizon”のサポートメンバーとしてもアルバムやライブに参加、放送450回を超える長寿WEBラジオ番組「霜月はるかのFrost Moon Cafe+」にてラジオパーソナリティを務めるなど、何事もチャレンジ!の精神で広がるその活動の幅は、とどまる事を知らない。
ぐぬぬ。悔しい結果に。だがガチ勝負なので仕方がない。結果を受け止め来年の雪辱戦へ向けて猪突猪突で猛進していきます。
何度も言ってますが、このアレンジデスマッチ電脳爆破シリーズは本当に精神力を削られる苛烈な企画です。人様の曲を弄るのはただでさえ繊細で大変な作業なのに短時間で全くタイプの異なる3人の曲を自分の土俵に持ち込み(あ、この場合リングか)、身魂込めて換骨奪胎せねばなりません。
特に今回は谷岡久美さん、なかやまらいでんさんという前回以上にタイプの違うお二人が新たに加わったことで、よりバリエーション豊かで、アレンジ難易度のすこぶる高い戦いになりました。
東京ゲーム音楽ショー当日に間に合うのかというギリギリの進行の中、粒粒辛苦の末出来上がった彫心鏤骨の作品群はどれも音符の隅々まで愛情深く作り込まれた思い入れの強い曲となりました。本当に間に合ってよかった。
各々が提出した5曲の課題曲は、その骨格こそ維持すれどアレンジャー達の手によって見事に解体・再構築され、新たに生まれ変わりました。アレンジとは何か、個性とは、オリジナリティとは。クリエイター達が音楽のどこに注目し、何を取捨し、組み立てているのか、創造の根源的なプロセスの一端を垣間見れる、とても高尚かつ有意義な企画だと思います。
ぜひリスナーたる皆様におかれましては楽曲の変貌の微細な部分までたっぷりとご堪能頂き、ほーんそりゃ大変だったねご苦労さんと我々の労をねぎらって頂ければこれ幸いに存じます。
この度は完売ありがとうございました、と言いたいところなのですが
机の薄いスペースに在庫がまだ多少あったことに閉場後気づいたのは内緒です(お手に取れなかった皆様ご迷惑おかけしました)
この企画は多方面で活躍されている皆様の技が詰まった楽曲をアレンジさせて頂けるので光栄かつ非常に刺激を受けさせていただけます。
私のような若輩者を皆様に知って頂ける機会にもなるということでアウェーの場にも関わらず参加させて頂いておりましてありがたい限りです。
来年もリング上でまた会いましょう!
突然巻き込まれる形で参戦となった「電脳爆破Vol.02」、幸いにも、制作にかなりの時間をかけたことでかなり納得度の高いアレンジが出来ました。お陰様で、東京ゲーム音楽ショーでは無事完売達成!皆様、ありがとうございました。
今回3曲アレンジ収録&自分からの課題曲「フロンティア」を一枚のCDにまとめるにあたり気を付けたのは「バラエティ感」。自分のアルバムではいつもやっていることですが、一般的にジャンルに括られることも多い中、「なんでこれが一枚の中に?」という驚きを聴いていただく皆様に体験していただきたかったのです。「DrasticGirl」ではウィスパー系の妖しい雰囲気を、「Trickstarz」では原曲の大きなウリでもあるビートを完全に廃して真逆に振ってみたり、「カルノフ…」では80年代大映ドラマのパロディまでやる始末。いつも外面だけは良い人を演じていますが、実は空気など露ほどにも読む気がありません。仮に次回も何かあるとしたら、やっぱり斜め上のことしか考えないアレンジをすることでしょう。
とはいえ、恐らくこの「電脳爆破」という舞台で私に要求されているのは、きっとそんな役どころ。これからも、「みんなケンカなんかやめて仲良くしましょうよ!」と言いながら他メンバーのランチに下剤を混入するような小悪党のように活動していきます。よろしくお願いします。
「谷岡さん実は、こういう、男だけで盛り上がってる企画があるんですけどね」
始まりはくまぁんさんからの一本の電話でした。
昨年、初めてTGMSに出させていただいて、面白いなあ、こういう機会もあるんだなあとぬぼっと反芻していた頃の連絡。
なんとなんと。ほな、参加してみましょかね。
それはもう。軽い気持ちでした。
そこから、初めましての細井さん、ゲーマデリックさん、アサヒナさん、そして、私と同じく新規参加となった、お久しぶりですならいでんさんと、候補曲や対戦方法、どういう規格でCDを売るかなどなど・・・色々と話をさせていただきました。
そのあと・・最初から最後まで自分でCDを作る(手配するも含め)ということが初めてだった私は、それはもうきっと新人社員よりもタチの悪い「何度でもお願い教えてちゃん」と化し、他の参加者のみなさんに多大なるご迷惑をおかけしながら、最終的にこれまた初の「手焼き」出版を経験することとなりました。
「これ、ほんとにみんな買ってくれるんやろか」「ピアノ一本とかかっこええこと言うたけど、インパクト少ないから売れないんちゃうやろか」とどこまでも後ろ向きになる気持ちと戦いながら、一枚一枚焼いてはシールを貼り梱包し、を繰り返したのはいい思い出です。
蓋をあければ、75枚。完売しなければ意味がないのかもですが
もう、十分すぎるくらいでした。ほんまに嬉しかったです。
お買い上げ頂いた方、本当にありがとうございました。
今回、私が日頃作っている作風とは全く違うジャンルの音楽を作られてはる方々とのコラボは、色んな事が新鮮で、勉強になった事もたくさんあり、本当に本当に楽しかったです。
惜しむらくは、初めましてで作戦会議をして以降、全くお会いできず、本番もご一緒出来なかったこと。
TGMSでのステージ、めっちゃ楽しそうでもうたまらんでした。
私ももっともっとみなさんと絡みたかった。おもろい話をしたかった。
なので、次回はぜひぜひ、決起集会から作戦会議から途中経過報告なんか3回くらいやったりとかなんやらかんやら、理由をつけては飲み会を開きたい・・・
そう、野心を燃やす谷岡でした。
あ、中身ももちろん、がんばりますよ!!!
今回、ピアノ一本攻めが思いの外楽しかったので、今後もこの路線で、かつ新たな手法を探していこうかな〜とか思う今日この頃です。
なんしか、みなさん、ありがとうございました!!!
ではでは。 谷岡久美
GAMADELIC のアレンジデスマッチCDをゲット出来た幸運な100名の皆様、ヨカッタネ〜!GAMADELICの吠えるギター担当Hiroaki “MARO” Yoshidaです!
Tr:1 Trickstarz は MARO燃え燃えメタルVer.と称して、アレンジ&演奏& 完パケまで一人でやっちゃいました。
まあ自分の場合は良くある話なんですがw とても気持ち良く演奏できました!!
曲の後半ではアイドルオタ必須項目の3連ミックスを自ら吠えて入れときましたので、ミックス打つ時の練習に使ってくださいw
Tr:2 Drastic Girl の4BeatJAZZ アレンジでは、ギターのバッキングとアドリブを録音。コード進行が普通ではない変態くんだったので若干録音に苦労しましたが、ギターソロは、こんな感じで、シーツオブサウンドに若干呼吸の間もいれてカッコつけて弾いてみました。こ〜ゆ〜のお好きですかぁ?w
Tr:3 マユモリのうたシャレオツアレンジではギターのバッキングとアドリブを録音。これ大変だったのは1小節ごとに拍子が変わるアレンジセクションのバッキング録音。めっちゃイラついたw まあでも聴いてる人には気持ちいいのかも?ボリューム奏法のとことかどうですか?着いて来れてますか?こーゆーの好き〜ぃ?w
さて来年はどうなるんでしょうか?アレンジデスマッチ企画。100枚勝負から200枚にするか?アレンジ3曲を10曲にするか?参加者が10組になるのか?外人コンポーザーだけになるのか?まい、これまでは楽しんで出来たけど度を越すと玉砕すること必至なので、程々に楽しめればイイナと思うマロでした。
ではまたどこかで、、再会!ってか、最後に 宣伝!CDとかの通販サイトやってます、Maro’s Music Barはコチラです。
https://freebird.thebase.in/
アレンジデスマッチ「電脳爆破Vol.2」CDをお買い求めいただきました皆様、誠にありがとうございました。残念ながら手に入らなかった皆様、来年は是非ゲットしてくださいね〜
GAMADELIC担当3曲のうち私がアレンジしたのは、谷岡久美さんの「マユモリのうた」。儚げで美しい曲調が歌詞の世界感とマッチしていて、一聴してこの曲の虜になりました。しかし、大好きだからこそイジりたくなるのがアレンジャーせいんと☆ぴーち魂。キーを上げたり、変拍子にしたり、リズムスタイルやテンポを歌詞のストーリーに沿って大きく変化させたりと、あえて原曲から遠く離れるようなアレンジを試みました。
曲中で、マユモリは「一人は気楽」とうそぶきながら、本心では寂しさを抱えています。その言葉は決してマユモリの物語の世界の中だけのことではなく、現代社会を生きる我々にも共通する感情ではないかと感じたが故の、挑戦的なアレンジでした。
GAMADELICメンバーは、この変拍子でノレないファンクを演奏するのがさぞや大変だったでしょうが、そこは獅子が我が子を千尋の谷に突き落とすが如く、冷酷なアレンジャーに徹することでバンドの演奏力の向上に貢献した…はずです(笑)
そして、ゲストヴォーカルでご協力いただいた河野暁子さん。昨年4月のGAMADELICレコ発ライブ「祝ってやるRe:birth」にゲスト出演いただいた、植松伸夫師匠率いる「EARTHBOUND PAPAS」に、ヴォーカルで参加されていたのが初対面。そこで聴いたパワフルな歌声が印象的で、この「マユモリのうた」ぴーちVer.のヴォーカルは河野さんしか考えられないと口説き落としました。その私の期待を遥かに超えたパワー溢れる素晴らしい歌で、アレンジに華を添えていただき感謝感激です。
そしてそして、GAMADELIC以外の他の参加コンポーザーの皆さんのアレンジが、これまたどれも超絶素晴らしく、バトルが終結した後も私の中で未だヘビロテ中。皆さんとガップリ四つで闘うことができて、本当に幸せな企画でした!
また再び、相まみえる日を楽しみにしつつ、日々邁進してまいります!
「電脳爆破Vol.2」完売ありがとうございました。
全員が心血を注いだ楽曲の数々、お楽しみ頂けているでしょうか。
今回は新たに新チャレンジャー2名を迎え、ゲーマデリック一同、前にも増して気合が入りました。
歌(声)の入っている課題曲が多く、ジャンルも童謡からEDM、ハードロックからお笑い(笑)までと幅が広かったですね。
アレンジ上での駆け引き(きっとこう来るに違いない、ならば裏をかいてこう、とか)が刺激的で、締め切りに怯えつつも楽しい制作でした。
今後もゲームに携わる音楽家の、横(ジャンル、活動エリア)と縦(世代)の繋がりを超えて切磋琢磨する場として継続できれば良いなと思います。
とはいうものの次回は3年目、なんらかの形で総括をする時期かも知れません。
いずれにせよ我々ゲーマデリックは、正しい老害として若手の目の上のタンコブであり続けますので、ご期待下さい。いざ尋常に勝負!