【レッカ×ウユ×スズカ トリプルレコ発ライブはどんなイベント?】

6月3日(日)に開催されるライブイベント「レッカ×ウユ×スズカ トリプルレコハツライブ!!」に出演する片霧烈火Uyu(ACRYLICSTAB)中原涼の3人と主催の細井聡司を迎えてライブへの意気込みなどを聞きました。インタビュアーは同ライブでパーカッションを担当する阿嘉彩が担当しています。

Interviewer:阿嘉彩(ViVi BaBoo)

【3人のボーカリストの魅力は?】

彩:
そうそう、そんな個性的な3人の魅力をより知っていただきたいと思って、大将の聡司ちゃんに、「ボーカリストを一言で表すと?」というお題で聞いてみたんですよ!
Uyu:
わぁ!それは面白い。
彩:
では、まず烈火さんから…。ジャジャン!
「力強さと繊細さ」
烈火:
おぉ!なんかまともなコメントが出てきた!!
細井:
ボケる方でもいけるよ!
烈火:
いや!これが最高です!
彩:
では細井さん、「力強さと繊細さ」ということですが、その心は?
細井:
僕が烈火さんをなぜ好きかというと、表裏一体ということ。パワフルなボイスと繊細な歌詞や世界観があって、力強さと脆さが同居しているところなんですよね。
僕自身が、作曲をするにあたって「光と影」とか、「生と死」とか、相反するものだけど密接につながっている、二面性がゆるやかなテーマになっています。
そういう、矛盾があるようなものを持っているところが一番人間らしいと思うんですよね。
それが、烈火さんの歌にのっているのが素晴らしい点だと思っております。
烈火:
わぁー!ありがとうございます。 恥ずかしい。でも、すごい嬉しい!
元々、それこそパワーボーカルでゴリゴリいきたいとか、繊細な感じでいきたいとか、一本の道でいくというよりは、何でも出来る人になりたいと思っていて、力強いことを伝えたいこともあれば、死にそうな心境を伝えたいこともあって、自分が表現したいことを惜しみなく全部やるきるには、何でもできるようになりたい。
細井:
作品ありきということなんだよね。
烈火:
そうなんです。クライアントさんからご依頼をいただいて歌う以上、何でもやりたいですよね。お願いしてくれた人の願いに100%答えたい!という気持ちがあって、力強さも繊細さもどちらも磨いていきたいと思いながら活動を続けてきたので、両方とも汲み取ってもらえたのは嬉しいです。ありがとうございます(^O^)
細井:
ボケたやつもいきます?
烈火:
あ、じゃあお願いします(笑)
細井:
あのね、烈火さんは「ポカリと日本酒」
「日本酒」というのは、最初にアルバム制作でお仕事をご一緒した時の打ち上げで、一升瓶を抱えている写真があって、その印象しかないんですよ。
「ポカリ」っていうのは、前にやっていたユニットの相方が繊細で、寝起き4時間は歌えないとか、レコーディング2時間もしていると声がかすれてきたりするので、コントロールが難しかったんですけれど、烈火さんは、全くそういうことがなくって、ガンガン飯食った後に歌えるし、タンが絡むと言われているポカリスエットもガブガブ飲んでから歌えるし、世の中にこういう人がいるんだって思ったという印象があったんです。
Uyu:
ちなみに、ポカリチョイスは何でですか?
烈火:
歌うのって体力いるじゃないですか。力強い歌とか特に。汗もかくし、エネルギーを消費するので補給のためですね。
涼:
私もライブの時はポカリとかスポーツ系ドリンクで糖質を取りますよ。じゃないと、最後まで体力が持たない。
烈火:
そうそう。それと同じだと思います。
細井:
へぇ、それにしても、こんなに気を遣わなくてラクな人がいるんだって感動しましたよ。
一同:
(笑)
彩:
さて、続きましてUyuさんのイメージを聞いてみました。
Uyu:
えー!この後ですかぁ。もう何も出てこないですよ。
烈火:
いやいやいや。
彩:
いきますよー!はいッ
「可愛さとサービス精神」
烈・涼:
おぉ〜!
Uyu:
いらっしゃいませ!!!!(居酒屋店員さんのように元気いっぱい!)
一同:
(笑)
彩:
(サービス精神って)こういうところですよね!!!
烈火:
こういうところですよ〜!
細井:
そうそう。ほんとに場を盛り上げるのが上手いんですよね。ライブパフォーマンスがずば抜けて上手い。
レコーディングベースで仕事をしている人だと、歌は上手くてもいざライブになるとガチガチになってしまったり、MCがしどろもどろになってしまったりするけれど、Uyuさんのライブを見た時にただただ凄いなと思いました。
そして、何より声が可愛い♡
Uyu:
ありがとうございます!ハスキーボイスで「おぎゃぁ」からやってますッ!
細井:
そんな昔から!
Uyu:
ほんと、産声からハスキーで、「ホギャ、ホギャ」って消え入りそうな声で言ってて泣いているのか親が気づかないくらいだったんです。
涼:
ハスキーっていうかウィスパーだね。
細井:
翼の折れたエンジェルみたいな。う”ぅ〜つってね。
Uyu:
ずっとカスッカスの声で、それが可愛さとか、パンチの効いた歌にできているならばとても嬉しいです。
細井:
そうね。パンチも可愛さもあって。
僕の曲って、ベタに萌え萌えキュン〜っていうのはネタで作る以外はなくて。でも、そんな中でも「キュンとくるポイント」はいくつか入れるようにしているんですよ。それが、Uyuさんの場合は多いかなと。自分が想定した以外のところでも「あぁ、ここはキュンとくる」というポイントが要所要所に入っている。
Uyu:
「Strawberry Kiss Deadly Pain」はAメロ、Bメロが「キュンしてくれよなぁ」って感じかなと思って、タイトルに「Strawberry Kiss」って入れたんですよ。それに加えて細井さんの得意な二面性も持たせたくて「Deadly Pain」を加えました。私は細井さん曲の「キュン担当」なんですかね?
サービス精神について思うのは…、私とレコーディングするとメチャ楽しいですよ。
彩:
へぇ〜!どんな感じなんですか?
Uyu:
レコーディングの場では真剣で緊迫している時もあるんですけれど、ポジティブに楽しくやりたくて、3、2、1、キュー!の前にひとボケしたりとか。
彩:
それでみんな、ちょっと肩の力が抜けたりするんですね。
Uyu:
あとなんか、「録音できたけど、もう一回やったらもっといけるんだよなぁ」
みたいな空気を出すと、みなさんそれを汲んでくれて、「こちらとしてはOKなんだけどやりましょう」って協力してくれて。 その時には、一度、頭まっさらにしてもう一回撮ると、今日イチが出たりしますよね。
そんな時にはもう「いらっしゃいませ〜!!!」「もう一名様いけますよ〜!!!」って感じです(笑)
彩:
歌っているその瞬間だけでなくて、24時間常に楽しい場を作ろうとされているんですね。
Uyu:
ライブでも音源でも楽しく作ったものでないと聴く人にとって「つまらない音楽」になってしまうのかなぁと思って。サービス精神でいかせていただきます!!!
私も、ポカリ系の話はあるんですか?
細井:
ボケ系ね。んっとね。「お酒が強いとみせかけて弱い」
Uyu:
私、お酒強いって言ったことないんですけどね。細井さんが「この子お酒強いんですよ」って周りの人に言うからお酒強いキャラになっちゃったんですよ。涼さんや烈火さんの方がギャンギャン強いですよ。この3人の中で最弱ですもん。最弱選手権優勝!
烈火:
でも、量飲むよね。
涼:
そうね。ピークが来るのが早いのに、そのピークがずっと続いてるの!同じテンションでずっと飲んでる。
細井:
打ち合わせで6時間飲んでた時、ずーっとビール飲めるんだってビックリした。
Uyu:
そうそう6時間飲みながら、お互いのiTunesの中身選手権が楽しくて、盛り上がってましたね。
細井:
そうそう。ここまで音楽の趣味が合うとは思わなかった。
彩:
ちなみに一番盛り上がったのは、どの曲だったんですか?
細井:
中谷美紀さんの「クロニック・ラブ」ですね。これは僕の中で100点のお手本曲なんです。理想のポップスの最終系ですね。その話をしたら、すごい乗ってくれて「こんな曲やりたいです」って。
彩:
そこで繋がりが一歩進んだんですね。
Uyu:
いやぁ、ありがとうございます。
彩:
では、最後に涼さん。
ジャン!「切なさと非汎用性」
涼:
これは、エヴァンゲリオンみたいだなぁ。
彩:
細井さん、解説をお願いします!
細井:
声はオーディションの時から目立ってたんですよ。聴いていて辛くなってくる…。
涼:
もうちょっといい言い方はないんですか(笑)?
彩:
悲しい気持ちが伝わってくるとか?
細井:
そう、悲しい曲が悲しく聴こえる。当たり前なんですけれど、それがとてもよく表現できる声なんですよね。そこが、すごくいいなぁと思っています。
それに、自分自身とのシンパシーを感じる部分もあるんです。僕も、一般受けする曲を書けるわけではないので、ずっとそれがコンプレックスに感じていたこともあったんですけれど、いい歳になってきて、それが個性って言い張れるようになってきたんです。要は、弱点だと思っていたところが自分の中で強みにできた。
涼さんは涼さんで濃い個性がある分、例えばCMソングには向かないとか…。
涼:
主題歌系じゃないんですよね。
細井:
そう、挿入歌系は合うけど、オープニングは合わないとか。多分、本人はずっと気にしているかもしれないけれど、逆に言うと、その非汎用性というのは強みになると思っているんですよ。何にでも合う声ではないけれど、これをやらせたら、もうこの子しかいないと言ってもらえたら勝ちだと思うから、そこを押してあげたい。
彩:
一歩、抜きんでているところを、さらに伸ばしてあげたいという感じでしょうか。
涼:
ありがとうございます!
細井:
そして、それが僕の個性を出せる部分にもなるんですよね。
彩:
なるほど!非汎用性ユニットなんですね!
涼さん、細井さんからのコメントを聞いていかがですか?
涼:
うん。本当にそうだと思います。
それで、あと…ネタ系はないんですか?
Uyu:
えっ!もういっちゃうんですか?
涼:
いや…、なんだか、照れくさいんです。
烈火:
わかる!わかる!あのね。すごいいいこと言ってくれて恥ずかしくなっちゃう。
細井:
そうだよね。面と向かって言ったことないもんね。
涼:
しかも素面でね。飲みながら「ホとス(細井&涼のインターネット番組)」では言われることはあるけれど、素面でしかも人前で言われると妙な感じがする(笑)
それで、さっきもらったコメントについて言うと、確かに自分の声の個性については自信を持っているけれど、萌えソングとか主題歌系を歌えないのはずっとコンプレックスで、「私も主題歌を歌いたいのに!」ってずっと思っていました。ゲームのエンディング曲はクリアしないと聴けないですからね。
細井:
そうそう!だから覚えてもらえないんだよね。
涼:
それに、歌詞がゲームのネタバレになることも多いから、あまり公式サイトにも出しにくいんですよ。
細井:
大体、エンディングがYouTubeの公式チャンネルにアップされていることは少ないよね。
涼:
だから、数少ない「砂の城」とか「ランピン」とか主題歌は大事にだいじに擦り減るくらい歌っています(笑)
あとは、個性ある声だと一回聴けば覚えてもらえるというのは、強みだなとも思っています。
コンプレックスは裏返せば強みですよね。昔は自分の声が嫌いだったんですよ。もっとかわいい声を出したいと思っていて。でも、よく考えてみれば男性ボーカルの曲ばかり聴いていたり、女性ボーカルでも「椎名林檎」とか「Cocco」とか声に特徴のある人が好きでした。
だから、自分もこれでいいんだなと思えます。一時期、もっと萌え系の声にした方がいいかなって迷走したこともありましたけど(笑)
細井:
個性は何だ?って迷走することはあるよね。
烈火:
いまだに個性ってわからない!
一同:
えぇ〜!(意外!!!)
烈火:
さっき、何でもできるようになりたいとお話したんですけど、少しずつだけど、いろんなジャンルの歌い方ができるようになったと思っていて、選択肢が増えると、どれが本当の自分なのかわからなくなってくるんですよ。かわいい声を出しているのが自分なのか、かっこいい声が本当の自分なのか…。
彩:
きっと、その軸とは違う部分で本当の自分の表現というのが見えるのかもしれないですね。
烈火:
そうですね〜♪ あ、話を戻して「涼ボケ系コメント」を細井さんお願いします。
細井:
えっと、涼ボケ系は…。
というより、もっと、ものまねを磨いていきたいね!
涼:
何でみんな私にものまねをやらせたいの…。
細井:
ちょっとアレやってよ!いつもの!
涼:
そう言って、やると「全然違う!そういうんじゃない」って言われるから!
Uyu:
ものまねよくやるんですか?
涼:
いや、無茶ブリされるから、なんとか頑張ってやるのに「微妙だね」っていう空気になっちゃう。
烈・Uyu:
ひどい〜!!!
涼:
そう!パワハラなの(笑)!
烈火:
でも、それを受け止めて頑張るのが凄いですよね。
細井:
そう、レスポンス力って大事なの。まぁ、ものまねじゃなくてもいいんだけど、何を振られても返せるようになろう!
烈火:
それは、どこに向かって行こうとしているんだ???
細井:
いやいや、アーティストにとっては大事ですよ。MCもやるわけだから。